【個人ブログ】母乳アクセサリーのお店「Milky You」と私

【個人ブログ】母乳アクセサリーのお店「Milky You」と私

Milky Youのオープンから1年。

 

節目の時期を迎え、

ここ数年を振り返るいい機会だったで

今回は私のことを綴っていきたいと思います。

 

私自身がいつまでも初心を忘れないように。

という意味も込めて。

 

 

ただ内容は
とても個人的な経験や思いが含まれておりますので

そんな人もいるんだぁ程度に

読んでもらえたらと思います。

 

 

母乳アクセサリーとの出会って、

Milky Youをオープンした経緯。

そもそも在宅ワークを選んでいる理由です。

 

私が在宅で仕事をしようと思ったのは

一般的な理由ですが

自宅で子どもとの時間を持ちながら

上手に時間を使って、

仕事がしたかったからです。

 

 

ですが在宅で仕事をしようと

思ったのにもきっかけがあります。

 

 

そのきっかけをお話しします。

 

私は過去に10年ほど

介護の仕事をしていました。

普通に勤務する正社員でした。

 

その会社は事業所が複数あり、

私は高齢者の方の介護もしながら

新規事業所の立ち上げや

事業所の管理の仕事に携わっていました。

 

社長は20代前半だった私を責任者にしてくれ、

その後、

複数の事業所の管理を任せてくれました。

 

毎日の介護業務に加え、

求人やお客様を増やすための営業、

スタッフ教育、お金のこと、

いろんなことを経験させてもらいました。

 

単純に嬉しかったし、楽しかったです。

 

一方で、いずれは子どもが欲しかった私は

将来を考えると不安でした。

 

「きっと子どもを産んだら

今と同じようには働けない。」

 

人の命に関わる責任ある介護の仕事。

 

事業所を管理する立場のため、

週5勤務は必須で、

他のスタッフより先に帰ることは

なかなかできない状況。

 

職場で勤務しているママを見て、

子どもの体調で休んだり、

土日は優先して休んでいました。

 

私が子どもを産んでから

果たして同じように

休んだりできるのだろうか・・・

子どもを理由にして融通がきくのか・・・

そもそも育児と両立できるのだろうか・・・

 

 

まだ来てもいない将来に

不安ばかりがとても大きくなっていました。

 

 

そして結婚、妊娠。

妊娠初期から食べづわりで食べては吐いての繰り返し。

一日中コーヒカップに乗り続けているようなめまいで

ベッドから起き上がれないほどの重いつわり。

 

匂いに敏感になり

食事介助や排泄介助ができないだけではなく、

職場に行くこともままならない日々でした。

 

迷惑をかけながら妊娠5ヶ月まで続けましたが、

産休という形は取らず

大好きだった職場を辞めることにしました。

 

10年近く続けた会社を辞めるという決断は

本当に勇気が入りましたし、

何度も「辞めないでほしい。」と

言ってくれた社長の熱意は今でも忘れられません。

 

 

第一子、出産。

子どもを産んでみたら想像以上に愛おしくて、

24時間一緒にいられる幸せを感じていました。

 

出産後、

子どもと一緒に職場に出産の報告に行きました。

 

そこで高齢者の方に言われたのが

「あんた今が一番幸せだよ、

私は子どもを育ててた頃が一番幸せだった。

今を大事にしなさいね。」と。

 

それは子どもと関わる時間の長さでは決してなく、

子どもを育てている時代のことを指していて、

年をとってから人生を振り返ると

そういうふうに思うものなのだと私は受け取りました。

 

そして私もそう思うのです。

 

死ぬ間際に人生を振り返った時、

楽しかったのはいつかな?と考えたら

子どもを育てている今を思い返すだろうと。

 

キラキラと輝いて見える時、
それはまさしく『今』なんだろうと。

 

だから、子どもと過ごす時間を

大切にしたいのです。

今を大切にしたいのです。

 

 

人生の先輩方からの言葉を聞き

「あの時、思い切ってやめて

よかったのかも。」と

少しずつ思えるようになっていきました。

 

 

 

可愛い我が子との時間は幸せでしたが

一方で母乳量が増えにくいことと、

我が子の飲む量の多さで

いろんなこと試しても

足りていない母乳育児が続いていました。

 

ミルクを足して、

どうにか毎日をつないでいました。

完母は無理だと感じていたので

ミルクの混合育児にしていると

身内の

「やっぱり母乳で育てるのが一番よね。」の圧力。

 

(そんなふうに

言ってなかったかもしれませんが)

産後、不安定なメンタルの私に

結構キツかった言葉でした。

 

親戚が集まる場では

授乳ケープの中で隠しながらミルクを作り、

さも母乳をあげているかのように

したこともありました。

 

しばらくすると哺乳瓶拒否が始まり、

ミルクにも頼れない日々が来ました。

 

どうにか頑張って母乳育児を軌道に乗せたくて

切れて、血が滲む乳首をくわえさせては

自分も子どもも泣きながらの母乳育児でした。

 

 

 

私はママになったのに、なんで母乳が出ないの?

どうしたら母乳が出るの?

「母乳 でない」

「母乳 たくさん出る人」

「完全母乳 何ヶ月まで」

そんなワードばかりを入れて、

検索魔になって色々な情報を集めました。

 

 

そんな時に母乳で作るアクセサリー、

母乳ジュエリーを知りました。

「どうして母乳がアクセサリーになるのか?」

不思議でたまらなかったです。

 

 

初めてアクセサリーを見た瞬間は驚きましたが、

すんなりと自分の中に入ってきてきました。

 

純粋に心から「美しい」と思いました。

 

きっとMilky Youを

見つけてくださった方の中には

私と同じように母乳育児に苦労をして

ここに辿り着いた方もいるはずです。

 

私は完母育児を軌道に

のせるべきタイムリミット3ヶ月を過ぎて

完母になりました。

 

程なくして離乳食も始まり

子どもは食事でメインの栄養を摂り、

母乳は心の安定の要素が高くなっていきました。

 

 

子どもが話せるようになった頃に

子どもに聞いたことがあります。

 

私が「赤ちゃんの時、お腹すかせてたかな?

ママおっぱい出なかったよね、ごめんね。」と

言った時に

子どもは「お腹すいてなかったよ、

おっぱいが好きなだけ。」と

ニヤニヤしながら教えてくれた時は

すごくホッとしました。

 

そういう子もいるので、

体重が減っているとかでない限り、

あまり悩みすぎないでほしいなと思います。

 

またミルクに移行することも一つの選択肢です。

私みたいに無理に

頑張ることが果たして良かったのか??

疑問もあります。

 

その時のママの気持ちや

ライフスタイルに合わせて 

選択することが大切で、

母乳だろうがミルクだろうが

考え抜いて決めたその決断は

間違えはないんです。

 

話はそれましたが、

辛くて痛くて、悔しくて、泣いた日々も

Milky Youを作るきっかけになっています。

 

 

元いた会社が子どもを育てながら

続けにくい環境であったこと

母乳育児でとても苦労したことが

今の私へと繋がっているのです。

 

長くなってしまい、すみません。

 

こんな過去があり、今があります。

 

 

きっと皆さんも色々な思いや過去があり、

今この瞬間も育児をされていることと思います。

 

悩みのない育児はないですよね。

このブログが誰かのプラスになれたら嬉しいです。

 

Milky Youにはいろんな思いが詰まっています。

 

 

更新は不定期ですが  

また読んでもらえたら嬉しいです。

 

初めて作った母乳アクセサリーはこちら

普段、ジュエリーは身につけない私は、

キーホルダーを作りました。

子どもとの大切な大切な思い出です。

 

だからキーホルダーは

たくさん種類を増やしていますし、

皆さんに自信を持って

お届けしたい商品なのです。

 

全てがオーダーメイドのため、

LINEでのやりとりが数件〜、

長い時には50回ほど行うこともあります。

 

デザインの修正も何度でも行えます。

それはいいんです。

だってその方にとって

人生における大切な宝物になるのだから。

 

好きな色、好きなデザイン、

遠慮なくご相談ください。

LINEより24時間承っております。

 

(寝ぼけて既読して、

そのまま流れて気づかない場合もあるので

数日返事がない場合はお手数ですが

再度スタンプ一つでも送ってください)

ブログに戻る